今日は、神戸市の出初め式に行ってきました。ちびっこ消防隊の演技や、救助訓練、和太鼓に合わせた放水など、見学に来た市民を飽きさせない演出でした。
井戸知事や矢田市長さんとも、久しぶりにお話しすることができました。神戸は17日に、震災から15年を迎えます。私は当時、富山県総務部長でした。中沖知事のお供をして、お見舞いと視察に行きました。倒れたビルや高速道路、悲惨な被災地の状況を見て、いつになったら復旧するのだろうと思ったことを、覚えています。今や、街はすっかりきれいになって、傷跡は見えません。建物やインフラの修復は早かったと、知事からも教えていただきました。
震災を教訓に、国や地方団体での危機管理や震災対策は、大きく進みました。市民の防災意識も、高いです。しかし、住民の3分の1は、震災を知らない人になったそうです。意識の維持が、これからの課題になります。
安全を見越して、前日から神戸に入りました。新幹線とホテルで、自分の時間が持てました。ゆっくりと原稿書きや、考え事の整理ができました。前の職場では、このような時も、自分の時間を持てませんでしたから。