酔生夢死2

新・酔生夢死」の続きです。古典漢文に詳しい肝冷斎が、酔生夢死を取り上げてくれました。この言葉は、宋の時代、程明道・程伊川による「程氏語録」に出典があります。

雖高才明智、膠於見聞、酔生夢死、不自覚也。
(高才明智といえども、見聞に膠(こう)すれば、酔生夢死して自ら覚らざるなり。)
「きみ、高度な才識を有していても、見聞きした表面的なことに引っ張られているままなら、酔っぱらたり夢見たまま、なんにも気づかずに死んでいくということだぞ」

なので、自分はぼんやりせず、ちゃんと計画性を持って生きている、経営セミナーにもでてるしキャリアも積んでいるという人でも、表面的なことだけでは酔生夢死なんだそうです。なかなか奥深い戒めなのですね。

ところで、肝冷斎日誌、パソコンの調子が悪そうです。表紙が更新されていません。サボっているのかと思ったら、ちゃんと古典漢文解説観タマも記事は載っています。リンクが張れないようです。

(24日朝追記)
と書いたら、23日夜には、パソコンが復旧したようです。良かった良かった。