このホームページでもしばしば取り上げ、新しい公共の形として紹介している「全国こども食堂支援センター・むすびえ」が、ジャパンタイムズの「Sustainable Japan Award Satoyama部門 審査員特別賞」を受賞しました。この賞は、先進的で持続可能な取組みを行った企業・団体・個人を表彰し、その活躍を国内外に伝えていくことを目的にしています。
受賞理由は、次の通り。
「2012年の設立から11年目の今年、こども食堂は全国に広がり7300箇所を超えている。「むすびえ」が目指す子ども食堂は、子どもだけでなく誰もが来られる地域の居場所として認知され、地域を大きな網で包むことで、子ども食堂を媒介に誰もがとりのこされない、誰かと繋がれる社会を作る、そんな役割を担う。また、こども食堂と地域のステークホルダーを結びつけることで支援の範囲を広げ、個々の食堂を持続可能な存在としている。また食堂運営者がアクセスしにくかった助成金や寄付などの情報の共有に加え、行政や社協、これまで社会活動に関与していなかった企業までを巻き込むことで、子どもを地域全体で支えるという「社会的な大きなうねり」を生み出している。」
この活動が広く知られることを期待しています。