役所のホームページは、かつてに比べ充実して、利用者には便利になりました。新しい資料だけでなく、過去の資料を簡単に見ることができます。昔は、担当者に電話を掛け、複写してもらってもらいに行きました。お互いに面倒でした。あるいは、図書館で印刷物を探したり。
中には、「まだまだ改良の余地があるなあ」と思うものもありますが。今日指摘するのは、毎年度の資料の追加と更新です。役所の多くの仕事が年度単位で行われ、予算、決算、白書、調査結果などが毎年公表されます。その掲載の仕方です。
最新版を、去年の資料の上に追加してくれるのは良いのですが、過去の資料がその分だけ長くなります。毎年は1枚でしょうが、数年続くと、そのページがどんどん長くなります。
気の利いた役所は、最新版と過去数年を載せて、それより古い資料は別のページに一括して載せています。これは、使い勝手が良いです。