カテゴリー別アーカイブ: 災害復興

行政-災害復興

トレーラーハウスを使った旅館

新聞各紙が報道しているので、お読みになった方も多いでしょう。宮城県女川町で、トレーラーハウスを使った旅館が、引っ越しをしました。日経新聞電子版が、詳しく解説しています。「トレーラーハウス大移動 女川・元旅館女将たちの挑戦
詳しくは、この記事を読んでいただくとして。最初に、このトレーラーハウスを利用したホテルができたときは、「知恵者がいるなあ」と思いました。運んできて据え付ければ良いのですから。復旧には最適です。他にも、トレーラーハウスを、村役場の支所の建物に利用した例もあります。
もっとも、電気や上下水道などいろんなパイプをつなぐ必要があります。単体でどこででも利用できるほど、簡単ではありません。

このトレーラーハウス・ホテルは、私も宿泊しましたが、広くて快適です。あの細長いコンテナとは思えません。当然、バストイレ付きです。安いビジネスホテルより、広いです。もし、女川に行かれる機会があれば、利用してみてください。

福島復興再生総局幹部会合

今日は、福島で、福島復興再生総局幹部会合を開きました。吉野大臣が就任され、新しいメンバーで、取り組みの実績と今後の課題を確認しました。
この組織は、福島復興のために、現地にある国の3つの機関(福島復興局、環境再生事務所、原子力災害現地対策本部)を統轄するものです。私が事務局長で、毎週関係者に集まってもらい、情報交換と統一のとれた対応ができるようにしています。縦割りの弊害が起きないようにです。県庁との連絡も密にしています。
今日は、大臣や副大臣に集まってもらい、意見交換をしました。各省から政務職が集まる、それも福島の現地で行うことに、意義があります。

この春に、避難指示が解除できる地区は解除しました。その地区に、にぎわいを取り戻すことが必要です。他方、まだ帰還困難な地区では、復興拠点をつくることにしています。除染はかなり進みましたが、その土などを中間貯蔵施設に運び込む必要があります。黒いフレコンバッグが積まれていると、復興の妨げです。そして、引き続き被災者の支援をすることが必要です。

全国避難者数調査

平成29年4月時点の、全国避難者数調査がまとまりました。復興庁発表資料
それによると、総数は9万7千人で、初めて10万人を割りました。当初の避難者数は、推計で47万人でした。6年かけて、ようやくこの数字になりました。しかし、まだ10万人近くの人が、避難しておられます。また、全国で千を越える市町村におられます。
地震津波被害地では、住宅の復興が進んでいるので、この数字は急速に減ると思います。もっとも、原発被災地は別です。

避難指示解除、町長の苦労

5月26日の日経新聞オピニオン欄「私見卓見」に、宮本皓一・福島県富岡町長が「風評払拭が帰還住民を助ける」を書いておられます。
富岡町は、原発事故で、1万5千人の町民が全員避難を余儀なくされました。この春、面積にして約85%の地域で、避難指示が解除されました。しかし、町の暮らしを取り戻すには、まだ時間がかかります。
富岡町は、双葉郡の中心の町です。公共機関や大型商店などが立地し、周辺の町の暮らしも支えていました。この町のにぎわいが復興しないと、郡全体の復興が難しいのです。
町長の苦労は、原文をお読みください。

公共インフラの復興状況

公共インフラの本格復旧・復興の進捗状況」を3か月ごとにまとめています。平成29年3月末時点でとりまとめたものを、公表しました。
詳しくは、資料を見ていただくとして、災害公営住宅は83%が完成し、民間住宅用宅地(高台移転など)は69%が完成しました。特に高台移転(防災集団移転)は92%が完成です。土地をかさ上げする土地区画整理事業は47%が完成です。急速に進んでいます。