カテゴリー別アーカイブ: 著書「明るい公務員講座 管理職のオキテ」

「明るい公務員講座 管理職のオキテ」第3刷

明るい公務員講座 管理職のオキテ」が、第3刷になりました。奥付では、2月11日付けになっています。初版が2019年4月です。順調に売れているようです。

課長になることは、職員の一つの目標であり、うれしいことです。あなたの仕事ぶりが評価されて、課長に昇任したのです。でも、よい課長は、よい課長補佐の延長にはありません。
毎年たくさんの管理職が生まれます。自分が部下だったとき、上司を見てお手本としたり、反面教師としたりしたでしょう。しかし、課長としての役割の全体像を、教えてもらうことは少ないです。あるべき姿やしてはいけないことは、個別には指導されたり書物もあるのですが、課長職全体を整理した「教科書」は意外とありません。本書はその教科書を目指しました。

不安なこともあるでしょう。この本で課長職の全体像をつかみ、また私の経験を読んで、少しでも悩みが少なくなったらうれしいです。

消費税値上がり、拙著も

10月1日から、消費税が8%から10%に上がりました。
今回導入された軽減税率。食品をその場で食べるか持って帰るかによって、税率が異なります。店先での混乱は、しばらく続くのでしょうね。お店の負担も大変です。
税金は簡素な方がよいのですが。NHK「問い続ける なぜ軽減税率?

拙著も、消費税が8%から10%になります。
『明るい公務員講座』と『明るい公務員講座 仕事の達人編』は本体価格が1,500円ですから、売価は1,620円から1,650円になります。
『明るい公務員講座 管理職のオキテ』は本体価格が1,600円なので、売価は1,728円から1,760円になります。

『明るい公務員講座 管理職のオキテ』重版

明るい公務員講座 管理職のオキテ』が、重版になりました。4月に出版して、3か月です。
いくつかの自治体では、管理職研修にまとめて買っていただいています。「職員に読ませているよ」と、報告くださる首長さんもおられます。数百冊買ってもらった自治体もあります。ありがとうございます。

類書がないことが、売れている理由だと思います。書いた内容は、経験者なら知っていることばかりです。しかし、それを「教科書」の形で整理したものがないのです。
また、一般的な管理職論はたくさん本屋に並んでいるのですが、抽象的です。本書は、私の経験その多くは失敗ですが、それを基に具体例を書いているので、わかりやすく身につくと思います。

『明るい公務員講座 管理職のオキテ』書評2

ブログ「自治体のツボ」4月16日が、拙著『明るい公務員講座 管理職のオキテ』を取り上げてくれました。

・・・いまミドルクラスとされる人たちは本当に大変なのである。自分が若い時は結構な仕打ちを受けてきたのに、さて、いざ自分が権力をもったら強権発動を封じられる。部下に優しく接し、ひとりでも辞めさせないことが重要任務。もとより職場で暴力を振るうのはもってのほかだが、だれもなにも言わなくてもひとつの方向にむかって走るという会社の常識はいまや世間の非常識となり、家庭の事情や心の不調を持つ人のために気配りをしないといけない。働き方改革が強いる自己犠牲。ミドルはその真っただ中にいる・・・
という書き出しです。???と思うと、次のような指摘につながります。

・・・今回読んだ「管理職のオキテ」は公務員向けに働く気構えを平易に説いたものである。ターゲットは課長。役所や自治体の課長に向けてのメッセージが満載である。そのどれをとっても、実は民間企業にも当てはまる。上に書いたとおり、組織で苦労している全ミドル向けのマニュアルともいえる。「全公務員必読」とうたっているが、「団塊ジュニアのミドル必読」と書き換えてもいいのではないか・・・

・・・優秀な部下を持った上司は幸いである。しかし、いまやどこの組織もそんなエース級は少ないだろう。そうすると、いかに中間層の働き手をなだめすかし、ときに叱咤し、戦力に仕立て上げていくか。その技量が課長には求められるのだ。本書はそこを強調する。アリの世界はよく働く上位2割、中間の6割、働かない2割に分けられるそう。この6割への目配りが欠かせない。しかも、この6割、いつ下位2割に転落してもおかしくない。子育てなどでやむなくそうなる人も多い。難しい時代に入った・・・

ありがとうございます。私の伝えたかった要点を、簡潔にまとめていただいて。
この評者も、たぶん企業で管理職として苦労しておられるのでしょう。

『明るい公務員講座 管理職のオキテ』書評

アマゾンの書評欄に、良い評価を書いてもらいました。

・・・公務員の仕事の進め方、仕事の段取り力は、民間のビジネスパーソンにもつながるものがあります。
管理職としての心構え、具体的なティップス、部下との距離感など、古くて新しく、やれそうでやれていないことが具体的に書かれていて、多くの気づきをもらいました・・・

民間企業の方のようです。管理職の要点は、行政でも民間でも同じですからね。
ありがとうございます。