カテゴリー別アーカイブ: 日記

日記

副業?趣味?

職員との会話です。
職員:課長、よかったですね。原稿が終わって。
全:うん。でももう一つ、締め切りがすぎたのを抱えているのよ。
職員:もう少しで、国会も閉会ですし。
全:それが、大学院の講義の他に、講演もたくさん引き受けていてね。
職員:また副業ですか。
全:呼んでもらえるうちが、華やから。副業といっても、無料奉仕だし。
職員:それは副業といわず、趣味じゃないですか。講演料が無料だから、呼んでくれるんでしょう。
全:そうかもね。

2006.06.11

山口仲美著「日本語の歴史」(岩波新書、2006年5月)が、おもしろかったです。漢字の受容(奈良時代)、日本語の文章へ(カタカナ、ひらがな、漢字カタカナ交じり文。平安時代)、古文文法の変化(鎌倉・室町時代)、近代語の始まり(あなた、おまえ、わたし、わし、である、だ。江戸時代)、言文一致(明治時代)と、歴史を追って日本語の変化を解説してあります。専門書を読んだことがないので批評はできないのですが、素人にはわかりやすかったです。古文や現代文の時間にこれを読んでおけば、もっと日本語が分かったのにと思いました。

2006.06.10

ジャーン、遂に「進む三位一体改革」(4)を書き上げました。17年度中の動きと成果、4年間の成果と評価、これからの課題を書いてあります。ひとまずこれで完結です。川原編集長、読者の皆さん、遅くなって申し訳ありません。今月末発行の月刊『地方財務』に載る予定です。本文は400字詰め原稿用紙で200枚、図表が19枚の大作です。図表の半分は、オリジナル。大変でした。今回も、多くの職員の協力を得ました。ありがとう、寺崎補佐、菊池補佐、門前補佐、平木君・・。

2006.06.01

今日から役所では、クールビズが始まりました。去年に比べ、静かなスタートです。小生も、縦縞模様のボタンダウンの半袖シャツ、ノーネクタイに上着で出勤しました。半袖は少し涼しかったです。→去年のクールビズ

2006.05.27-28

今日は、砂原庸介君の結婚式にお招きをいただき、行ってきました。新郎は、私が東大に教えに行っていたときに、塾頭をつとめてくれました。東大の山本泰先生(社会学)や内山融先生(政治学)、一橋の林正義先生(財政学)、大阪市立大学の北村亘先生(政治学)らと、同じテーブルでした。最初の挨拶をさせてもらったあとは、先生方といろんな話、普段霞ヶ関ではできない話をしてきました。他流試合はおもしろく、ためになります。
夕方からは、地方財政学会に参加しました。もっとも、議論は終わっていて、懇親会と2次会です。今年も、たくさんの参加者があったようです。学者だけでなく、実務家も参加しています。これまた、いろんな話を聞けて、ためになります。皆さん、地方財政改革の行方に関心があり、心配しておられます。
何人もの方から、質問というか、ご叱正を受けました。「進む三位一体改革ーその評価と課題」の続きはまだですか。「地方交付税-仕組と機能」の改訂版はいつ出るのですか。「明るい係長講座」を早く出版してください、などなど。すみません。「進む三位一体改革」の続編は、月刊「地方財務」6月末発行号に載せるべく、がんばっています。