岡本全勝 のすべての投稿

今年も生きていました、近所のカエル

このホームページを長く愛読してくださっている方は、覚えておられるでしょう。我が家の近くに出没する、大きなカエルです。最近では、2014年6月6日
今日夜、雨の中を傘を差して帰ってきたら、いました。アスファルト道路の真ん中です。握り拳ほどあるので、すぐわかります。このままだと車にひかれるので、道ばたのおうちの方に誘導しました。Tさん宅は庭木があるのですが、玄関の石段が高くて、何度跳んでも乗り越えられません。仕方なく、反対側のAさんちの庭に誘導しました。しかし、また道路に出てきそうです。いつもながら、どこの庭で生息しているのか、不思議です。

会計帳簿が変える世界の歴史、2

『帳簿の世界史』第13章は、「大恐慌とリーマン・ショックはなぜ防げなかったのか」です。
大恐慌をきっかけに、アメリカでは、グラス=スティーガル法を作り、銀行業と証券業の兼業を禁止します。また、証券取引委員会(SEC)が設置されます。
1975年にSECは、「全国的に認知されている統計的格付け機関」を制度化し、ムーディーズ、スタンダード・アンド・プアーズ、フィッチの3社を指定します。この3社が、企業や国家の債権格付にお墨付きを与えたのです。ところが、その監査法人が、顧客である会社の監査とともにコンサルティングを行います。そこに癒着が生まれます。1999年には、グラス=スティーガル法の「銀行業と証券業の分離」規定も廃止されます。
エンロンの破綻により、粉飾決算に加担していたアーサー・アンダーセンが解散に追い込まれます。
・・・エンロンの一件で皮肉なのは、アーサー・アンダーセンが行った監査の一部は十分にまともだったことである。優秀な中堅クラスの監査担当者は、2001年に、エンロンの疑わしい取引と不正経理を明白な証拠とともに上司に告発した。ところが年間1億ドルのコンサルティング・フィーを失うことを恐れた幹部は、この告発を無視したのである・・・(p325)。

こんなことも起きます、仮設住宅の不適正利用

6月23日の岩手日報が、「居住実態のない仮設40戸。大船渡市、退去求める方針」を伝えています。
・・・大船渡市は22日の市議会本会議で、倉庫代わりに利用するなど居住実態のない仮設住宅が約40戸あると明らかにした。仮設住宅の集約と土地の明け渡しに支障が生じかねず、市は個別に訪問して退去を求める。最終的には法的措置も含めて検討する方針だ。
市は昨年6月、居住実態のない仮設住宅は約70戸とみられると公表。その後、仮設住宅の自治会、支援員からの情報や職員の訪問などで実態把握や退去の呼び掛けを進め、退去戸数を精査した・・・
残念なことですが、このような人もいます。すると、市役所の職員の仕事が増えます。

今日の言葉、サイバー攻撃

今日24日の日経新聞1面コラム「春秋」に、次のような言葉が載っていました。
・・・世間には2種類の組織がある。サイバー攻撃をすでに受けた組織と、攻撃されたことにまだ気付いていない組織だ―イスラエルのサイバーセキュリティ専門家、K・エリザリ氏が日経サイエンス8月号でこんな冗談を紹介している・・・
この言い回しは、ほかでも応用できそうです。