新型コロナウィルスの位置づけ

新型コロナウィルスの感染が収まりません。ところで、流行から半年以上が経って、どのような病気なのか、その程度がわかってきました。

当初は未知のウイルス、死者も出るとのことで、大きな恐れでした。どのように感染を防ぐか、治療をして重篤者や死者を防ぐか。この頃は、医学の問題でした。
だんだんと、対策がわかってきました。唾を飛ばさないと、かなり防ぐことができるようです。また、当初予想したほどは、死者は増えませんでした。かつてのコレラやペストほど、たくさんの人が死ぬということはないようです。欧米は、日本やアジアと様相が異なるようですが。
持病を持っている人や高齢者は危険ですが、若い人は自覚症状がない人も多いようです。三密を避ければ、かなりの程度防ぐことができるようです。しかし、完全に感染拡大は防ぐことは難しいです。

他方で、外出規制などで、飲食店や運輸関係、観光業に大きな経済被害が出ました。すると、医学の問題から、経済問題に変化しました。また、学校に行けない学生など、社会問題になりました。

毎年のインフルエンザで、多くの人が苦しみ、また死ぬ人もいます。死者の数は、このまま行くと日本ではコロナより多いようです。インフルエンザには、予防薬と治療薬があることが、コロナとの違いです。
すると、インフルエンザと比較して、どのようにコロナと付き合うのかを考えるべきだと思います。コロナと同居する社会生活、経済活動の模索です。