男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる

12月19日の日経新聞に、ウイスキー「タリスカー」の全面広告が入っていました。「島地勝彦が語りかける、バーカウンターの嗜み」です。

その中に、「島地勝彦の格言vol.1」「男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる」というコラムが載っています。ネタをばらしてはいけないと思いつつ、読む人は多くないと考えて、一部を紹介します。できれば、原文を読んで、楽しんでください。

バーに入ってきた男性客が、「将来を考えていた女性と別れた」と話します。
彼女とは、料理教室で出会った。趣味も味覚の嗜好も似ていたので、これが運命の人だと恋に落ちた。しかし、付き合うようになってからは、彼女は一切、手料理を作ってくれない。
「美食には興味はあるが、調理には興味がなく、自分では食事を作らなくてもすむように、料理男子を探していた」のだそうです。
島地さん」「島地さん、タリスカー

補足
この話の背景には、「夫婦では、女性が料理を作るもの」という、過去の「常識」があるようです。この話を、男女を入れ替えてみると、意味が違ってきますよね。(12月26日)