日本の若者「日本は良い国」

日本財団が、18歳の意識調査を続けています。
第14回は「海外と日本について」です。17歳から19歳の男女1000人から、回答がありました。
なお、海外渡航経験は半数の人にあります。もっとも、多くは旅行でしょうから、どのように知識を得ているかはわかりません。それは、多くの大人にとっても同じですが。

日本をよい国だと思う人は77%、思わないは7%です。かなり肯定的です。理由は、平和、治安がよい、安心で住みやすいなどです。
よいと思わない理由は、差別、不平等、働き方、生きにくいです。

日本が世界に誇れるものは、アニメ漫画、和食、景色や自然、治安の良さ、平和です。
他の先進諸国に比べて日本に欠けている点は、男女平等、外交力、経済力、教育水準、政治的影響力です。
戦後日本が達成した、高い経済と教育が低い評価になっています。これは、半分正しいと思います。二つとも世界最高水準を達成しましたが、その後、低下している実態を、若者は感じているのでしょう。