鎌田先生の新著『地球とは何か』

鎌田浩毅・京都大学教授が、『地球とは何か』(2018年、SBクリエイティブ )を出版されました。
「鎌田先生の地球科学の入門書決定版」でしょうか。読みやすくわかりやすいです。
地球の構造だけでなく、世界遺産(雄大な自然がきれいな写真で載っています)や日本列島、気候変動などのテーマも入っています。
学生時代に習った地学も、これだけ面白かったら、もっと勉強したのですが。
これで1000円は、安い。

・・・武田信玄曰く「動かざること山のごとし」と。しかし、この言は地球科学的には正しくありません。なぜなら、日本列島のみならず世界の五大陸自体が移動を繰り返してきたからです。これは「大陸移動説」として地球科学の中心課題となりました・・・

第1章 地球の誕生
第2章 地球の内部構造
第3章 プレート・テクトニクスという考え方
第4章 地球環境はどのようにできたか
第5章 世界遺産で見る地球の歴史
第6章 日本列島と人類の歴史と気候の変動
第7章 地球の鉱産資源とエネルギー資源