原発被災地復興、故浪江町長

月曜火曜と、原発事故被災市町村を回ってきました。市町村によって進度は違いますが、それぞれ着実に復興が進んでいます。大熊町と双葉町でも、復興拠点の作業が進んでいます。しかし、進むと、また次の課題が出てきます。それを聞いてきました。課題御用聞きが、私の仕事なのです。

昨晩は、富岡駅前の富岡ホテルに泊まりました。避難指示が解除され、富岡駅も復旧して、その前にできたホテルです。きれいで快適なホテルでした。風呂場に、湯船のほか、洗い場がついているのは良いですねえ。多くのビジネスホテルは、西欧式に洗い場がないのです。
夕べは満室だったようです。朝食は5時半から提供されます。復興事業に従事している作業員たちが、泊まっているのでしょう。多くの人が、早朝から出て行かれました。

あわせて今日は、故・馬場有・浪江町長のご葬儀にも、参列しました。町長は体調を崩され、町長職の辞表を出しておられました。発災以来、先頭に立って住民支援に当たっておられました。昨年、町の一部区域で避難指示が解除され、喜んでいただけました。本格的復興に向けて、まだまだご活躍いただきたかったのですが。

引退や死亡などで、発災当時の市町村長で続けておられるのは、12人のうち3人になりました。7年という時間を感じます。