在宅医療、武藤真祐先生

6月23日の朝日新聞オピニオン欄「広がる医療の地域格差」に、武藤真祐さんが出ておられました。

・・・私は在宅の患者さんを往診するクリニックを、都内4カ所と宮城県石巻市で運営しています。またシンガポールでは、在宅医療サービスと、それを支えるためのICT(情報通信技術)やAI(人工知能)の企業を経営しています・・・
・・・その経験から、医師や看護師、介護スタッフなど、チームで医療を支えるのが大切だと考えます。
クリニックでは、書類は医師以外のスタッフが8割方作ったものを医師が仕上げます。在宅医が移動中に診療内容を電話で口述すると、石巻の専門スタッフがカルテの下書きデータを作ります。医師が診療や患者とのコミュニケーションに時間を使えるようにするためです。専門外の病気を診る場合、グループ内の専門医が相談にのります。テレビ会議で週3回、スタッフの研修をして情報共有をしています。効率化を図るとともに、スタッフや地域の間の格差をなくす努力をしています・・・

記事にも出ているように、石巻市で在宅医療を行ってくださっています。かつて、このホームページでも紹介しました。「被災地から発信する新しい地域包括ケアモデル」(2013年6月8日)