慶應大学、地方自治論Ⅰ第4回目

今日は、慶應大学で地方自治論Ⅰ、第4回目の授業でした。連休の谷間でしたが、171人もの学生が出席しました。
前回から、地方自治の意義を説明しています。統治の観点から、権力の分割について、中央政府と地方自治体との垂直的分権と、それぞれの中で水平的分権があることを、理解してもらいました。
また、ドイツの自治制度を紹介して、議会と首長との関係にはいくつもの型があること、また変えることができることを理解してもらいました。
制度とは人間が作るものであって、現在の制度が唯一のものでないことを知ってもらうためです。

2週間前に課した小レポートも、連休明けを待たずに提出した学生も。そうですね、早く片付けた方が安心して、連休後半を過ごすことができますね。
授業中に紹介したスウェーデンの教科書は、『あなた自身の社会』(1997年、新評論)です。図書館などで読んでください。