変わる古代史

佐藤信編『古代史講義 邪馬台国から平安時代まで』(2018年、ちくま新書)が、勉強になりました。
古代史も、新しい発掘とともに、視野が広がる(国際的観点、地方史、社会史など)ことによって、かつてとはかなり変わってきています。この本は、最新の研究成果と研究動向を、一般向けに解説したものです。この期間の、15のテーマを取り上げています。
例えば、「飛鳥・藤原の時代と東アジア」「平城京の実像」「奈良時代の争乱」「受領と地方社会」など。
「へえ、そうなんだ」と驚くことが、たくさんあります。