被災地視察

今日28日は、衆議院復興特委員の宮古市視察に、同行しました。三陸鉄道、田老地区の復興計画、田老観光ホテルの震災遺構としての保存、高台の造成工事などです。
造成工事は、霞が関ビル1棟分=東京ドーム2杯分の土を削って、谷を埋めます。巨大な重機が、山を削り、土を運んでいました。3月にも見たのですが、工事は着実に進んでいます。説明によると、かなり工期を短縮できるとのことです。
新幹線から見える里山と田植えが終わった田んぼは、田舎出身の私にとって、懐かしくほっとする風景です。また北上高地を抜けるバスの窓からは、新緑の緑、ホオノキの白い大きな花など、自然が一杯です。
もっとも、盛岡まで新幹線で2時間、そこから宮古までバスで2時間、そして田老まで電車で30分です。座席に縛り付けられていると、疲れますね。発災直後は、バスの中で揺られながら、おにぎりやコンビニ弁当を食べていました。被災地では食堂が復旧していなかったので、出発地で積み込むのです(何度も同じことを書いています。反省。でも、記憶が強烈なのです)。
毎回のように醤油をこぼすので、学習した後は使わないようになりました。それに比べると、改善されました。今日の昼食は、三陸鉄道の中で、社長の説明を聞きながら、「海女弁当」でした。時間がないので、こんな日程になります。おいしかったです。
岩手県内では、ほとんどのところで、ソフトクリームを売っています。帰りの休憩でこれを食べるのが、当時からの楽しみです。疲れに効きます。議員の先生方にも、推薦しました。