福島、国と県との協議会。資料を載せました

遅くなりましたが、当日の資料を、復興庁のHPに載せました。
政府が何をしているか福島県ではどこまで進んでいるかが、わかりやすい資料で載っています。ご利用ください。このように、何をしなければならないかという課題の整理、それがどこまで進んだか、何が進んでいないかの提示。これを一覧表にすることは、とても重要だと考えています。
一般論ですが、これまでの役所は、資料を出し渋る傾向がありました。できる限り公開して、国民の皆さんに評価を仰ぐべきです。その際には、わかりやすく、かつ全体がわかるようにです。
時に、一部のマスコミや一部の方は、「官僚が悪い」と定型的な批判をすることがあります。もちろん、私たちに非がある場合は、正す必要があります。しかし、地元の合意が遅れている場合や、資材や職人が追いつかない場合など、官僚だけでは直ちに対応できないものもあります。官僚がサボタージュしたから対策が遅れているわけではないことを、知ってもらうためにも必要です。
さらに、「遅れている」「細かいところに手が届いていない」「地元の要望に応えていない」といった「抽象的な批判」をする人もいます。これも定番の批判ですが、困りものです。批判する場合は、「どこそこの、この点が、こういう風に困っている」と指摘してください。抽象論では、私も対策が打てないのです。
事実や現状を理解してもらう。そして信頼を得ることが、行政を進める上で、重要です。