大型連休終了

大型連休が終わりました。皆さん、充実した休日を過ごされたことでしょう。一部の地域では天候が荒れましたが、比較的天気に恵まれたようです。
私が行ったある美術館は、長蛇の列ができていました。30分並んで入ったとしても、あの小さな空間にこれだけもの人が入ったら、絵を見るどころか人の頭を見に行くようなものだと悟り、断念。
15年ぶりに行った(誘ってくれた息子の記憶)高尾山は、新宿や銀座より込んでいて、山道の所々で登山者が渋滞を起こしていました。朝早く出発し、麓から頂上までケーブルカーに乗らず歩いたので、待ち時間はなし。体力と下りの際の膝に不安がありましたが、歩き通すことができました。浄心門には、「大震災復興」の額が掛かっていました。
私は、谷間の平日3日と数日の休日出勤だけで、お休みもいただきました。手帳を見ると、昨年はカレンダー通りに、休みをもらいました。一昨年は大震災直後でもあり、とても休める状態ではありませんでした。
おかげさまで、仕事や頭の整理ができました。仕事の進め方については考えがまとまり、指示書も作ったので、職員のメールに送り込んであります。例によってたまっていた資料や新聞切り抜きを、だいぶ片付けました。復興庁の私の部屋と自宅の書斎は、かなり資料を捨てたので数センチ浮き上がったでしょう(笑い)。
さらに、思いついてメモにしてあったいくつかのテーマ(行政論)を、ゆっくり考えることができました。時間があるときにしかできないので、これは収穫でした。もっとも、読もうと思っていた本はそれほどはかどらず、書き始める予定の原稿もだめでした。一つの本を読み出すと、次々と興味が広がって、あれこれと手を広げてしまいます。
そもそも、遊びに行く、おいしいものを食べる、本を読む、原稿を書くをすべてやろうと考えることに、無理があります(苦笑)。いつものことながら、欲張りと好奇心が多すぎることを反省。それなりに充実した休みだったことに、満足しましょう。この間も皆のために働いておられる、警察、病院、交通、商売など多くの方に感謝します。