市町村長の震災対応への評価

産経新聞が、被災140市町村長(対象167市町村長のうち回答のあったもの)のアンケート結果を載せていました。
震災後の政府対応に関する質問では、「評価できない」が68人、「どちらともいえない」が65人。「評価できる」は、5人です。評価できない理由としては、「スピード感がない」が目立ち、「どちらともいえない」と回答した首長は、復興交付金制度や復興庁の創設を評価する一方、原発事故対応のまずさを問題視する意見が多かったとのことです。
復旧復興状況に関する質問では、81人が「予想以下」と回答。「予想通り」が52人で、「予想以上」としたのは1人だけです。「予想以下」の理由では、福島県内の首長を中心に28人が除染や風評被害の回復が困難なことなど、福島第1原子力発電所事故の影響を挙げています。
復興計画策定で国、県との連携はうまくいっているかという質問には、「思う」が55人、「思わない」が61人、「わからない・無回答」が24人でした。
全体として厳しい指摘をいただいていますが、何人かの首長さんには評価もしてもらっています。何が良くて何が悪いのか、反省しながら仕事を進めます。