医学の進歩

今回、インフルエンザにかかって、医学の進歩を目の当たりにしました。
まず、検査です。先生が私の症状を聞いて、「じゃあ、検査をしましょう」とおっしゃいました。私は「結果が出るまで、何日かかるのですか?」と質問。先生曰く「5~6分ですよ」。
長い綿棒で鼻の奥をこすられ、それを小さな検査キットに移します。5分も経たないうちに、私の場合はAと示したところに線が出て、「A型のクロ判定」でした。仕組みは、このようなもの(協会の解説)らしいです。私が使ったモノとは違いますが。
次に、治療薬です。イナビルという新薬です。これも先生の説明を受けながら、とんちんかんな質問を繰り返しました。錠剤ではなく、粉を口から吸入することは理解できました。
私「で、毎日、何回飲むのですか。食後ですか?」。先生「1回です」。私「毎朝ですか」。先生「いいえ、1回です」。なんと、その日に1度飲めば、それで終わりでした。
なぜ効くかの仕組みは、この解説のようです。使用法は、会社の説明のページをご覧ください。2010年から発売されているとのこと。医学は進歩しています。
別途、解熱剤は飲みましたが。かつては、痛い注射を打ってもらい、毎食後に薬を飲むと、「病気を治しているなあ」と実感できました。今回は、何か拍子抜けでした。もっとも、そう簡単に体力は戻らず、引き続き、布団の中で、安静を続けています。