県外避難している人たち

今日は、復興大臣のお供をして、新潟県長岡市に行ってきました。一つは、福島県から避難しておられる方に、お話しを聞くことです。このホームページでも取り上げているように、たくさんの方が、町を離れて各地に避難しておられます。県内ならまだ近くで、情報も得やすいのですが、県外では風土も違いまた情報も十分伝わりません。今日はそれらのご苦労を、お聞きしました。
避難しておられる方の一番の関心は、いつ帰ることができるか、放射能の除染はどのようにするのかでした。小さなお子さんを連れたお母さんが、たくさんおられました。子どもさんへの影響を心配しておられるので、お父さんだけが帰ったご家庭もあります。
もう一つは、中越地震の後、集団移転した地区を視察することです。報道で有名になった山古志村です。現在は合併して、長岡市になっています。地滑りの跡やせき止め湖が、まだ生々しく残っています。市が造った公営住宅は、木造で住みやすそうでした。積雪が4メートルになる豪雪地帯なので、いろんな工夫がしてあります。