経済財政白書

19年度の経済財政白書が出ました。今年のテーマは、「生産性上昇に向けた挑戦」です。本文は大きいので、説明資がわかりやすいです。格差問題も取り上げてあって、第3-4-15図に、再チャレンジ総合プランも引用されています。
19年版の労働経済白書も出ました。テーマは、「ワークライフバランスと雇用システム」です。こちらも、要約版が読みやすいです。(8月8日)
8日の読売新聞の解説が、1ページと簡潔でわかりやすかったです。読売新聞は、9日から囲みの形で連載を始めています。第1回目は「成長格差。役員は報酬増、社員横ばい」でした。(8月9日)
読売新聞の連載10日は、「家計負担、差し引き0.1兆円増」でした。定率減税廃止や年金保険料の増加という負担増が1.6兆円に対し、一方で年金給付という受け取りの増加1.5兆円もあります。その差し引きが、0.1兆円です。新聞は負担増ばかり取り上げますが、こういう解説はわかりやすいですね。もっとも、現在政府は、国債という借金で現世代の負担を小さくして、将来世代に先送りしています。